岐阜県の里山を舞台に学ぶ、スタディーツアー/ソーシャルインパクトツアー
スタディーツアーとは?
一般に「スタディーツアー」とは、
観光を目的とする旅行とは異なり、特定のテーマについて学ぶことを主目的とした体験型のツアーを指します。
大学や教育機関、研究グループ、あるいはNGOなどの団体が企画し、学生が参加することが多く、
現地訪問、フィールドワーク、講義、ディスカッションなどを通して、
教室では得られない実践的な知識や視点を身につけることを目的としています。
日本国内外のスタディーツアーでは、以下のようなテーマが扱われることが一般的です。
- 環境問題・サステナビリティ
- 地域社会・過疎・人口減少
- 文化・歴史・伝統的な暮らし
- 農業・食・ローカル産業
例えば
- 国際協力の現場へ。ネパール医療・教育ツアー 7日間
- アフリカの村で学校交流・文化体験 ケニア 8日間
というようなものがあります。
ソーシャルインパクトツアーとは?
「ソーシャルインパクトツアー」とは、
社会課題や地域が抱える問題を知り、参加者自身が関わることを目的としたツアーを指します。
名所をまわる観光から一歩踏み込んで、実際に課題の現場でローカルな人々とともに作業をしたりするワークショップのようなツアーや、
通常外部の人間が踏み入れることのない社会課題の現場へ、実際に足を運んで、課題を持っている人に話を聞いたりするツアーがあります。
地域住民と一緒に作業したり、ディープな場へ足を運ぶことにより、
社会に対して何らかの前向きな影響(インパクト)を生み出すことが意識されます。
一般的に扱われるテーマには、次のようなものがあります。
- 地域活性化・コミュニティづくり
- 環境保全・自然資源の管理
- 伝統文化・地域資源の継承
- 貧困問題
例えば
- 多様性の街で福祉ボランティア&ホームステイ カナダ 8日間
- スラム街の孤児院でボランティア フィリピン 3日間
というようなツアーがあります。
ソーシャルインパクトツアーでは、
参加者は「訪問者」ではなく、一時的に地域の一員として関わる存在として位置づけられることが多いのが特徴です。
わたしたちの考えるスタディーツアー/ソーシャルインパクトツアー
わたしたちは、スタディーツアーとソーシャルインパクトツアーを
明確に分けて設計してはいませんが、わたしたちのプログラムには、以下の共通した考え方があります。
対話、そして相互理解
わたしたちのツアーは、一方的に学ぶ・教わる場ではありません。
地域の人々と参加者が対話を重ね、互いの背景や価値観を理解し合うことを重視しています。
地域は「学習の対象」ではなく、
対等なパートナーとして関わる存在であると考えています。
通常は踏み入ることのない場へ
われわれのツアーでは、観光地や公開された施設だけでなく、
普段は外部の人が簡単には入らない場所や、地域の日常の現場に足を運びます。
それは、里山の作業現場(例えば田んぼや林業の現場)であり、家庭の台所であり、地域の集会の場であることもあります。
そうした体験を通して、表層的ではない「暮らしのリアル」に触れます。
社会的インパクトを
わたしたちは、ツアーを単なる体験消費に終わらせたくありません。
参加者一人ひとりが、地域の課題や背景を理解し、
その後の行動や思考に変化をもたらすことを社会的インパクトと捉えています。
地域側にとっても、互いにリスペクトをもって外部の人たちと対話をすることはポジティブなインパクトを与えます。
小さな気づきや視点の変化であっても、
それが長期的に社会へ影響していくと信じています。
地域への還元を前提とした仕組み
わたしたちのツアーで得られた利益の一部は、
関わってくださった地域や人々への支援に充てられます。
金銭的な還元はもちろんのこと、
継続的な関係づくりや地域活動の支援、次の取り組みへとつながる形で還元を行っています。
地域と共に成り立つツアーであることを、常に意識しています。
わたしたちが目指す「学びの旅」
わたしたちが考えるスタディーツアー/ソーシャルインパクトツアーは、
「学ぶために訪れる」「支援するために訪れる」という一方向の関係ではありません。
共に時間を過ごし、対話し、考え、関係を育てていくプロセスそのものを、
旅の価値として大切にしています。
岐阜の里山で学ぶフィールドワーク型スタディツアー
岐阜県恵那市・中津川市の里山地域を舞台に、日本の農村社会と環境を現場から学ぶフィールドワーク型プログラムです。
過疎化、環境問題、伝統文化の継承など、地方が直面するリアルな課題に対し、
見学ではなく、地域の人々と共に時間を過ごし、作業し、対話することを重視しています。
なぜ岐阜の田舎なのか
われわれの暮らす岐阜県の東濃地域は、日本の象徴的な問題を抱えつつも、自治機能が生きており、サスティナブルを学ぶのにぴったりです。
また、恵那・中津川は日本の真ん中に位置しており、JR中央線があるので
名古屋からや長野からのアクセスも良く、通常の旅程との組み合わせもしやすいという利点があります。
さらに、岐阜県は河川が多いのが有名ですので、河川を利用したフィールドワークも提案が可能です。
学べるテーマとして:
- 人口減少・高齢化が進む農村地域での課題解決
- 里山環境の維持と管理(林業)
- 持続可能な農業と食のあり方
- 伝統的な暮らしや知恵の継承
- 地域レベルでの環境活動・カーボンニュートラルへの取り組み
- 生物多様性への取り組み
というものがあります。
教室や資料だけでは見えないこれらのテーマを、
地域の日常の中で体感的に学ぶことが、本プログラムの目的です。
プログラムの特徴
地域住民と共に行うフィールドワーク
農作業、食づくり、山や森の手入れ、地域活動など、
地元の人々と肩を並べて作業する体験を通して、関係性を築きます。
ローカルイシューを現場で理解する
以下のようなテーマを、実体験を通じて学びます。
- 過疎地域における暮らしとコミュニティの維持
- 環境問題と里山の生態系
- 農と食をめぐる持続可能性
- 地域に根ざしたカーボンニュートラルの実践
観光ではない「生きている伝統」
伝統文化や習慣を、演出された観光体験ではなく、
現在も続く暮らしの知恵・実践として学びます。
学術監修
本プログラムは、
名古屋大学 環境学博士 高野雅夫氏の学術監修のもとで設計されます。
環境学・地域研究の視点から、
フィールド体験を学術的テーマや社会的背景と結びつけ、
アカデミックかつ実践的な、一歩踏み込んだ学びを可能にしています。
テーマ別カスタマイズ例
参加目的に応じて、以下のようなテーマ設定が可能です。
- 食・農業と持続可能な地域づくり
- 里山環境と生物多様性
- 伝統文化・生活技術の継承
- 過疎・地域再生・社会的インパクト
- 地域発のカーボンニュートラルの取り組み
期間・日程
- 2〜5日間の短期スタディツアー
- 1〜2週間の集中プログラム
- 里山留学(Immersive Programs)との組み合わせも可能
日程、行程表については目的・人数・学習レベルに応じて、完全オーダーメイドで設計します。
対象となる方・団体
- 大学・大学院・教育機関
- 研究者・研究グループ
- 環境・社会課題に関心のある団体
- CSR・サステナビリティ研修を検討している企業
- 個人・プライベートなグループ
英語対応も可能です。
実施エリア・アクセス
プログラムは、岐阜県恵那市・中津川市周辺の里山地域で実施します。
名古屋・東京・大阪からのアクセスが良く、
中山道(妻籠・馬籠)エリアからの連携も可能です。
集合場所はプログラム内容に応じて設定し、事前にご案内します。
ご相談・お問い合わせ
われわれのスタディーツアー/ソーシャルインパクトツアーは
一律のパッケージではなく、ご相談の上設計いたします。
スタディツアーの相談をする
目的・期間・ご希望の内容に応じて最適なプログラムをご提案します。
ぜひお気軽にお問い合わせください。
WhatsApp / Telegram 対応可(日本語・英語)
